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【WordPress プラグイン】カーディーラー向けのプラグインを開発しました。WordPress上で車の在庫検索閲覧登録が可能です

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自社サイトで「在庫車両をきちんと見せたい」と思いながらも、
こんな悩みはありませんか?

  • 在庫はExcelや紙で管理していて、Webと情報がバラバラになる

  • Web制作会社に依頼しないと在庫の追加・修正ができない

  • スマホで見やすい在庫検索ページを自分たちで更新したい

こうした課題を解決するために、WordPress上で車の在庫検索・閲覧・登録を完結できるカーディーラー向けプラグインを開発しました。
この記事では、その概要と特徴、導入メリットをわかりやすくご紹介します。


1. プラグイン開発の背景

カーディーラーや中古車販売店の現場では、まだまだ次のような運用が少なくありません。

  • 店頭の在庫リストはExcel、Webサイトは別管理

  • 新しい在庫が入っても、Web掲載が数日〜数週間遅れる

  • 写真やスペック情報の更新に手間がかかり、情報が古くなりがち

しかし、ユーザーはスマホで「地域名+車種」や「中古+メーカー名」と検索し、
その場で在庫状況や価格感を確認したうえで来店を検討するようになっています。

そこで、

「WordPressさえあれば、専門知識がなくても在庫ページを自分たちで更新できる仕組み」

を目指して、本プラグインを開発しました。


2. プラグインでできること(機能概要)

本プラグインは、WordPressを「車の在庫管理システム」+「在庫検索サイト」に変えることを目的としています。主な機能は次の通りです。

2-1. 車両在庫の登録・編集

WordPressの管理画面から、投稿と同じ感覚で在庫車両を登録できます。

  • 車名・グレード

  • メーカー

  • 年式・走行距離

  • ボディタイプ

  • ミッション・駆動方式

  • 車両本体価格・支払総額

  • 写真ギャラリー(100枚まで登録可能

項目は、ディーラーごとにある程度カスタマイズできる構成を想定しています。
「輸入車専門」「軽自動車中心」など、取り扱い車種の特徴に合わせやすいのがポイントです。

2-2. フロント側の在庫検索・絞り込み

サイトの訪問者は、次のような条件で在庫を検索・絞り込みできます。

  • メーカー

  • 車名

  • 価格帯

  • 年式

  • 走行距離 など

検索フォームは、ショートコードやブロックで任意のページに設置できる構成を想定しています。
トップページに「かんたん在庫検索」を置く、在庫専用ページを作るなど、運用に合わせた配置が可能です。

2-3. スマホ対応の在庫一覧・詳細ページ

在庫一覧ページは、スマホでの閲覧を想定したレイアウトで設計しています。

  • 一覧から「年式」「走行距離」などの主要情報をひと目で確認
  • クリック/タップで詳細ページへ遷移

詳細ページでは、

  • 写真ギャラリー(スワイプ操作に対応した表示を想定)

  • 車両スペック表

  • セールスポイント

  • 問い合わせボタン(お問い合わせフォームや電話への誘導)

などをまとめて閲覧できます。


3. WordPressで在庫管理するメリット

カーディーラー専用の在庫システムやポータルサイトはすでに多数ありますが、
**「自社サイトを軸に、情報発信と在庫管理を一体化できる」**のが、このプラグインの最大のメリットです。

3-1. Web担当者がいなくても運用しやすい

  • WordPressに慣れていれば、ブログ記事の投稿と同じ感覚で在庫を追加可能

  • 写真の差し替えや価格の変更も、管理画面から数クリックで完了

  • 外注や制作会社への細かい更新依頼を減らせる

3-2. 自社ECやブログとの連携がしやすい

  • ブログ記事から特定の在庫ページへリンク

  • キャンペーンページに「対象車種の一覧」を埋め込み

  • ニュース/お知らせと在庫情報を同じドメイン内で展開 など

「自社のファンを増やすコンテンツ」と「在庫情報」を一つのサイトに集約できるため、
アクセスの取りこぼしも減らしやすくなります。

3-3. ローカルSEO対策にも寄与

  • 「地域名+中古車」「地域名+車種名」などの検索に対して、在庫ページが自然に増える

  • 各在庫ページが、個別のランディングページとして機能

  • 車種名・メーカー名など、ユーザーが実際に検索するキーワードがサイト内に蓄積される

日々の在庫更新が、そのままSEOの蓄積にもつながる構造を目指しています。


4. 導入の流れ(イメージ)

実際の導入手順は環境によって変わりますが、流れとしては次のようなイメージです。

  1. プラグインをインストール・有効化

  2. 初期設定

    • 在庫項目の調整

    • 検索条件(メーカー・価格帯など)の設定

  3. 既存在庫の登録

    • まずは主力車種から登録

    • 写真と基本スペックのみの簡易登録からスタートしてもOK

  4. 在庫一覧ページ・検索ページをサイト内に設置

    • メニューに「在庫一覧」を追加

    • トップページに検索ボックスを設置

  5. 運用開始

    • 新規入庫のたびに在庫登録

    • 成約した車両はステータス変更、または非表示に切り替え


5. こんなカーディーラー・販売店におすすめ

このプラグインは、特に次のような店舗を想定して設計しています。

  • 自社ドメインのWordPressサイトをすでに運用している

  • ポータルサイト任せではなく、「自社サイトからの集客」を強化したい

  • Web制作会社に細かい更新を依頼するコストを抑えたい

  • 地域密着型で、在庫情報とあわせてブログ・お知らせも発信していきたい

小規模〜中規模の店舗、家族経営の販売店、地域密着の中古車店などに、特に使いやすい構成です。


6. 今後の拡張・アップデートの方向性

今後は、以下のような拡張も視野に入れています。

  • 在庫データのCSVインポート・エクスポート機能

  • 他システムとの連携を意識したREST API対応

  • より柔軟な検索条件の追加(装備、カラー、車検有無など)

  • テーマに依存しにくい、デザインテンプレートの強化

実際の運用のなかでいただいたご要望をもとに、
「現場で本当に使いやすい在庫管理プラグイン」を目指してブラッシュアップしていきます。


7. まとめとお問い合わせ

  • WordPress上で車の在庫検索・閲覧・登録が完結するカーディーラー向けプラグインを開発

  • 管理画面から、投稿感覚で在庫の追加・編集が可能

  • 在庫一覧・詳細ページはスマホ対応レイアウトを想定

  • 日々の在庫更新が、そのまま自社サイトのSEOと集客強化につながる構造

導入をご検討中の方、デモ画面をご覧になりたい方は、
お問い合わせフォームまたはメールでご連絡ください。

自社サイトを「単なる会社案内」から、
来店や問い合わせにつながる在庫情報の発信基地へ育てていくお手伝いができれば幸いです。

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